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『鎌倉市緑の基本計画の見直しの基本方針』が示されました。緑の考え方が変わり、改訂されます。

令和2年(2020)9月12日

 鎌倉市の緑の基本計画は、都市緑地法に基づく、緑地の保全及び緑化の推進に関する基本企画として、平成8年に全国に先駆けて策定されてきたものです。この計画によって、広町・台峯・常盤山や鎌倉近郊緑地特別保全地区等の緑地の保全や、都市緑化の推進を図り、緑地の確保を行ってきており、その成果もあげています。
 私が鎌倉市議会議員にさせて頂いた15年前には、市議が庁内の審議会の幾つかに委員として出席することができました。私は、緑政審議会と私有財産審議会を経験しています。 
 特に、緑政審議会に委員としては何年か間を置いて2回委員を致しました。鎌倉市は『古都法』を制定した地でありますので、緑の保全に力を注ぎ、おし進めてきたという長い歴史があります。そしていつしか、その緑を守るという考えは、山や沿道の緑の枝払いや伐採はしてはいけない、といった風潮に変わり、その考え方が強く町なかに広がっていたと思います。
 緑の専門家ではありませんが、緑の近くで暮らしながら、このままだと緑が脅威に変わってしまい、災害の要因となり、大変なことになっていくという考え方が私の中で深く育っていきました。適宜な伐採や枝払いが良好な緑の保全であるという考え方です。緑政審議会の中でもそうした発言をしていたのを思い出します。しかし、やはり鎌倉市としても、まだ広町や台峯の緑地の確保のため事業が継続していることもあり、保全の考え方を変えられないのも理解しつつ言い続け、審議会の出席がなくなってからは、一般質問や決算委員会や予算委員会でもかなり提案してきました。全く行政には理解してもらえないことも続きました。
ここ数年、鎌倉市の緑の保全の考え方が変わってきました。それは、先日のブログにも書かせて頂いてきました。
 そして、今回の『鎌倉の緑の基本計画の見直しの基本方針』では、「近年の自然災害の激甚化に伴う倒木被害の多発など、市民の安全な生活が脅かされてきている状況から、緑地の維持管理体制の整備は、待ったなしの状況となっています。このような状況下において、今回の緑の基本計画の見直しは、保全を図ってきた緑の質が向上し、市民にとって安全、安心なものとあんる道筋をていじすることを主眼として取り組んでいきます。また、地球温暖化や少子高齢化などの緑を取り巻く状況の変化に対する視点、グリーンインフラ及びSDGsの視点を持って、計画をみなすものです。」とこれからの鎌倉市の緑の考え方を示しています。
見直しの基本方針として
(1)安全・安心な暮らしのための緑の維持管理手法の提示
(2)基本理念・将来都市像の継承
(3)緑を取り巻く状況の変化に対する視点からの検証
(4)グリーンインフラの視点からの検証
(5)SDGsの視点からの検証
(6)実現性の向上の6つをあげています。

やっと鎌倉市の緑に対する考え方が変わっていくと信じ、大いに期待しています。そしてスピーディに進められることを強く期待します。        
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