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鎌倉子ども能 発表会

平成31(2019)年3月17日  長谷の鎌倉能舞台では、昨年の6月に『鎌倉子ども能』の参加募集が始まりました。  鎌倉で子ども達が能を演じるプログラム『鎌倉子ども能』が生まれました。これは、子ども達が日本の伝統的な芸術文化である能に接して感動を味わい、関心を高める機会を提供するため、本物の能面、装束、舞台を使って能楽師(中森貫太氏)の指導による稽古を受け、その成果を発表する『鎌倉子ども能』を鎌倉市で実施することになったのです。対象は、市内在住の小学4年生から中学生まで の子ども達です。  まずは、中森貫太氏の『鎌倉子ども能』の練習風景や苦労話などを織り交ぜた上演前のご挨拶がありました。  稽古は、昨年の7月から今年の3月末までの期間、月2回の予定で始まりました。夏休み中は、週1回の稽古を実施する等して、今日の発表会をめざして、小学校4年生から中学生までの11人が稽古を重ねてきたのです。  演目は、『土蜘蛛』です。 今日の本番では、囃子方、ワキ方、地謡はプロの能楽師が上演し、胡蝶・トモ・頼光・僧・土蜘蛛の精のシテとシテツレを子ども達が勤めました。  演者の子ども達は、能楽師の囃子と地謡に合わせて、それぞれの役柄の装束を身につけ、堂々とした演技を披露してくれて、とても感動しました。声の訓練も積み重ねたことでしょうし、普段の生活にない動作の一つ一つを丁寧に行っている様子は、とても立派でした。  能舞台の観客席は満席で、子ども達の動きを一つ一つを固唾を飲んで見守っていました。  知人のお子さんも今回の演者の一人として、立派に土蜘蛛を演じました。中でも土蜘蛛が白い糸を出すシーンはとても印象に残りました。糸の出し方は、手で行うのですが、簡単なようで、きっととても難しいのだろう、と思いながら見ていました。  今日演じて、素晴らしい演技を見せてくださった子ども達に、大きな拍手を送りました。  きっと、素晴らしい体験になったことでしょう。子どもの時から日本古来の伝統である能を知り、実際に演じるという経験は、これからの子ども達の人生にどのように活かされていくのか楽しみです。  この他に、鎌倉能舞台では、鎌倉市内の全公立小学校の6年生を対象に能狂言観賞と体験教室を実施して頂いています。これは、子ども達が能あるいは狂言という伝統・芸能に接することができ、そして自分が住む町に能舞台があるという幸運を実感できる貴重な時間と考えています。


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