<< 平成30年度教育こどもみらい常任委員会行政視察に行ってまいりました。 沖縄県那覇市 自立支援事業(不登校児童・生徒)の取り組みについて、沖縄県埋蔵文化財センターについて | main | 建長寺 講中祭 >>

6月議会で長谷こども開館の閉館についての請願書が採択されて、その後・・・・

平成30(2018)年10月18日  6月議会定例会、教育こどもみらい常任委員会に「長谷こども会館閉館についての請願書」が提出されて、委員会では、全会一致で採択致しました。  長谷子ども会館は、建物としての耐震性は非常に低く、このまま使用していくことは大変危険であること、鎌倉市内の全公立小学校に放課後子どもプラン、『放課後かまくらっ子』が整備されることになり、鎌倉市内の公共施設の再編計画が進んでいること、一方で建て物自体は、歴史的な流れを持つ重要な建物として指定されている等、所謂、学童保育や子ども会館をとりまく環境が大きく変わろうとしている中で閉館という考え方が行政から出されたことに対するものです。  昭和55年から長谷の子ども会館として地域に根付いて、38年間の月日が経っています。会館の運営をする人も利用者もさまざまな世代が会館に出入りをして、一定の利用のためのルールも運営の中で作ってきて、誰でも行きたい時に行き、色々な年齢の子ども、つまり児童・生徒が気軽に会館を訪れることができる雰囲気のある子ども会館、地域での居場所を長い時間の経過とともに、地域で作り上げてきたという感覚なのではないか、と理解しています。  先月のことですが、請願された代表の方からお手紙を頂きました。  請願書の採択後、地域に開かれた子どもの居場所の再開の実現するために市民として何ができるのか話し合いを重ねてこられたということです。そしてこの問題を多くの人たちに知ってもらうこと、「そういう鎌倉になったらいいな」と思える提案をするこが重要という考えに至り、講演会と意見交換会を企画されたということでした。  今日が、テーマ『鎌倉で育つ』講演会(講演者は、池田雅之氏と加藤彰彦氏)・意見交換会でした。場所は、長谷公会堂、午前10じ15分から12時30分まで。公会堂のホールが一杯になるほどの人達が集まり、鎌倉市子どもみらい部の方達も一緒に講演を聞き、意見交換が行われました。  日本の社会は、今、核家族化が強い傾向にあります。家族の形もさまざまです。コミュニティ―の形成も非常に難しいですが、何とかコミュニティーが壊れないように維持していこうとする人達の努力で成り立つところがあります。今日の講演者のお話しにもありましたが、年齢を重ねていくと、思い出すのは子どもの頃の原風景だといいます。その原風景が多ければ多い程、その人の人生の厚みというのでしょうか、豊かさがわかります。豊かであるように、子ども達に関わり、触れ合いを多くし、温かな体験を少しでも沢山できるように、大人はそういうことを考えながらだけれど自然に子ども達に関わることで、かけた言葉が心に残り、一生の宝物になることもあるでしょうし、楽しいことや嬉しいこと、いやなことや悔しいこと、辛いことや得意になること、そうしたことを大人と共有できることが、とても人になるには大切なことなのだと思っています。  私も多世代で交流できる場が必要であることを強く感じており、『3世代交流事業』や町内会でもできるだけ多世代で交流ができるような提案をしています。言うほど簡単なものではありませんが、自分の子や孫だけでなく、地域の子ども達に目を向けてもらう意識が根付いていくにはどうすればよいか、ということを常に考えるようにしています。  そういう意味でも、子ども会館という一つの中で作り上げれたものは、一口では言えない沢山の宝物が生まれ大切にされてきていることが良く分かります。  この先、鎌倉市の現状も理解しつつ、どのようにしたら、そうした居場所を作ることができるのか、一緒に考えていくことができたら、と思い参加させて頂きました。    講演者のお一人、加藤彰彦氏は、横浜育ちで現在、横浜市田谷町の老人クラブの会長をされている元小学校の教員で、沖縄大学名誉教授。貧困児童の対策を沖縄で研究され、実際に支援の取り組みを携われてたと聞き、つい3日前には、私も教育こどもみらい常任委員会の視察で、子どもの貧困対策、不登校・あそびの取り組みについて沖縄県那覇市を訪ねたばかりでしたので、何かがつながった思いでした。  加藤氏は、沖縄の子ども達の貧困状況、また不登校や非行状況は、支援の充実とともに10年前から比べると半減したということです。そして、横浜市に戻られて老人会の会長になられた動機は、コミュニティ―の再形成のためには、核家族が増えてしまっているので、他人でもいいから老人世代、保護者世代、子ども世代が関われるようにしなくては、という思いがつよく、そのためには、もっとお年寄り世代に子ども達に関心をもってもらうことがと必須と考え、自ら老人会の会長になって、ご自分の地域にその考え方を進めていきたいと考えれれたということです。  インディアンの言葉に、老人と子どもを切り離すな!それは過去と未来を切断することになる!とあるように、お年寄りはお父さんやお母さんの応援団にまわり、他人の関係でも他人の孫を育てる漢学で、地域で手が余っているお年寄りがいろいろな形で子ども達とであうことが大切であり、こうした考えの下、「たまご(他人の孫)育て」という横浜市内で立ちあげられているNPOの紹介もありました。  こうした考えが、今や本当に広がりつつあることにとても心強い思いです。  明日は、坂の下の海岸での第7回『三世代交流事業』です。昨年は台風で中止になってしまいました。今年こそは、晴れて『三世代交流事業』を実現し、楽しくて、多くの交流ができますよう、願っています。
maekawa-ayako * - * 19:29 * - * - * - -
このページの先頭へ